会津三菱自動車販売株式会社

車のメンテナンスは重要?チェックしておきたい13項目を徹底紹介!

2024/05/27

車をできるだけ安全に、長く乗るためには、適切なメンテナンスを定期的におこなうことが重要です。とはいえ、具体的にどのようなメンテナンスをすればいいのか、そしてどこに依頼すればいいかわからない方もいるでしょう。

そこで、今回は、車のメンテナンスについて、自分できる7つの項目とディーラーに依頼する重要な6つの項目について解説します。

さらに、記事の後半では、車のメンテナンス費用を抑える方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

車のメンテナンスが重要な理由とは?

国産車や輸入車問わず、すべてのメーカーの車に、オイルやブレーキパッド、ワイパーゴムなどの消耗品で装備されており、保管場所の環境や走行距離、時間経過など、さまざまな要因で劣化・消耗します。

基本的には自動車メーカーが推奨しているタイミングでメンテナンスをおこなえば、車の安全性を確保できるでしょう。ただ、気温や湿度、走行環境などによって、状況が大きく変わることから、定期的に点検をおこない、必要に応じて消耗品を交換することが大切です。

車のメンテナンスを十分にしなかった場合、車の本来の性能を発揮できないことに加え、安全に走行できない可能性も高まることから、自分だけでなく周りの人にも迷惑をかけてしまうケースもあるでしょう。

事故やトラブルを未然に防ぐために、定期的に適切なメンテナンスをおこなうことが非常に重要です。

自分でできる7つのメンテナンス項目

車を定期的にメンテナンスすることの重要性は理解できたものの、具体的にどのようなことをすればいいのか、いまいちイメージできない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、自分でできるメンテナンスについて、7つの項目を見ていきましょう。

ボディ

車のボディについては、定期的に洗車することが大切です。洗車というのは、車を綺麗にできるだけでなく、サビや水垢の付着などを未然に防げるといったメリットがあります。

とくに、会津を含む福島県のような雪国では、雪道に塩化カルシウムが含まれた融雪剤がまかれることがあり、塩化カルシウムと空気、水分が化学反応をおこして、車が錆びてしまうことも少なくありません。

そのため、雪道を走行したときは、下回りを重点的に洗車することをおすすめします。

タイヤ

車の中でも最も重要な部品といっても過言ではないタイヤについては、溝と空気圧のメンテナンスが大切です。タイヤの溝は、道路交通法で最低1.6mm以上の深さが必要と定められており、基準に満たないまま公道を走行すると、法律違反となり、罰則の対象となってしまいます。

また、タイヤの溝が少ない状況で走行すると、スリップしてしまったり、最悪の場合はバーストしてしまったりすることも少なくありません。そのため、車を運転するまえには、タイヤの溝を目視で確認し、スリップサインが出ていないかなどをしっかりとチェックしましょう。

そのほか、適切な空気圧になっているかも確認することが大切です。適正空気圧については、運転席または助手席のドア開口部にラベルが貼られているので、数値を確認して、適切な空気圧が入っているかをチェックしましょう。

なお、エアゲージなどがない方は、車を購入したディーラーやガソリンスタンド、カー用品店などに相談することをおすすめします。

ワイパー

雨の日に車を運転するときは、ワイパーを使用することが一般的です。ただ、ワイパーは永久的に使用できるものではなく、使用頻度や経過年数によって劣化することから、定期的に交換することが大切です。

交換の目安としては、車種や使用頻度、保管状況によって異なるものの、ワイパーゴムが約1年、ワイパーブレードが約2年とされています。なお、会津のような雪国では、ワイパーを使用する頻度が多く、使用環境もシビアであることから、1年よりも早いタイミングで交換が必要になるケースも珍しくありません。

灯火類(ヘッドライト、ウインカー、ブレーキランプ)

ヘッドライトやウインカー、ブレーキランプやバックランプなどの灯火類についてもしっかりとメンテナンスしておく必要があります。とくにヘッドライトやブレーキランプ、ウインカーは、安全に走行するために必要不可欠なパーツであり、そのひとつでも点灯していなければ、大きな事故につながりかねません。

また、ヘッドライトなどの灯火類が切れていると、整備不良になることから、罰則の対象となるため、注意が必要です。

エアコンフィルター

車にはエアコンフィルターという部品が取り付けられており、外から吸い込んだ空気がエアコンフィルターを通り、ほこりやゴム、虫などをフィルタリングして、車内へと新鮮な空気を流しています。

エアコンフィルターにはさまざまな種類があり、昨今では花粉やPM2.5を除去できるフィルターもあります。エアコンフィルターは、使用頻度や期間によって、どんどんほこりなどが溜まっていき、そのまま放置していると、エアコンの効きが悪くなることも珍しくありません。

さらに、カビが発生して、車内の空気環境やニオイが悪くなることもあります。そのため、エアコンフィルターについても、定期的にメンテナンスする必要があるのです。

ウィンドウウォッシャー液

ウィンドウウォッシャー液とは、フロントガラスやリアガラス(一部の車種)に付着したゴミなどを取り除くときに使用する洗剤のようなものです。通常はワイパー操作するレバーにスイッチなどがあり、それを操作することでウィンドウウォッシャー液が噴出されます。

エンジンルーム内にウィンドウウォッシャー液のタンクがあることが一般的で、使用するたびに液が少なくなります。目視で容量を確認できるので、定期的に残量を確認し、必要であれば、ウィンドウウォッシャー液を補充しましょう。

冷却水

クーラント液とも呼ばれている冷却水は、エンジンを冷やすための重要な役割を担っています。冷却水が劣化していたり、規定容量が入っていなかったりすると、エンジンの熱を上手く冷却することができず、オーバーヒートを引き起こしてしまうケースがあります。

そのため、定期的に冷却水の残量を確認し、規定容量入っていなければ、補充しましょう。また、冷却水の種類によって、使用できる期間が決まっているので、適切なタイミングで交換することをおすすめします。

ディーラーでおこなう6つの重要なメンテナンス項目

ここまでは、自分でできるメンテナンス項目について解説しました。ここからは、ディーラーに指定してメンテナンスしてもらう6つの重要な項目について、詳しく見ていきましょう。

ボディ

先述の通り、会津を含む東北地方などの雪国では、雪道に塩化カルシウムが含まれた融雪剤が敷かれていることがあります。融雪剤が敷かれた道路を走行したあと、そのまま洗い流さずに放置していると、化学反応をおこして、ボディが錆びてしまうことも少なくありません。

そのため、とくに冬場は定期的に洗車することが大切なのです。とはいえ、DIYで車の下部を綺麗に洗浄するのは、なかなか難しいでしょう。ただ、ディーラーであれば、車の下部洗浄に加え、防錆処理コーティングをしてくれます。

会津三菱自動車販売株式会社では、機械洗車だけでなく、スタッフによる手洗い洗車にも対応しています。普段の洗車では、なかなか洗えないようなところも、しっかりと綺麗にすることが可能です。

タイヤ

先述の通り、タイヤの残り溝が1.6mm以下になると、本来の性能が発揮できなくなり、スリップやバーストの原因となってしまいます。そのため、残り溝が少なくなってきたら、ディーラーなどの専門店で点検してもらい、タイヤ交換してもらいましょう。

また、残り溝が十分にあったとしても、タイヤの製造年数が古かったり、装着してから5年以上経過していたりする場合は、ゴムの劣化が進んでいる可能性があり、交換したほうがいいケースも珍しくありません。

自分ではタイヤの状態が判断できない場合は、車を購入したディーラーなどでメンテナンスしてもらいましょう。

エンジンオイル

エンジンオイルも定められたタイミングで交換する必要があります。自動車メーカーや車種によって、推奨の交換時期は異なるものの、一般的には半年に1回または5,000kmごとに交換するのが目安となっています。

エンジンオイルが劣化したまま、走行すると、燃費が悪くなったり、エンジンを傷めてしまったりすることから、故障の原因につながることも少なくありません。そのため、エンジンオイルは適切なタイミングで交換しましょう。

オイルフィルター(エレメント)

オイルフィルターは、エンジンオイルを交換するときに併せておこなうことが一般的です。通常は、オイル交換を2回するごとに、オイルフィルターを1回交換します。

オイルフィルターは、エンジンオイルをろ過して、不純物を取り除く役割があり、非常に重要な部品です。エンジントラブルを未然に防ぐためにも、オイル交換を2回するたびにフィルターも交換しましょう。

ブレーキ

車を安全に運転するためにも、ブレーキのメンテナンスを必ずおこないましょう。ブレーキが故障していたり、上手く作動しなかったりすると、重大な事故につながりかねません。

とはいえ、ひとえにブレーキといっても、さまざまな部品から成り立つことから、どこをメンテナンスすればいいかわからない方も多いでしょう。ブレーキのメンテナンスでは、ブレーキローター(ディスク)、ブレーキパッド、ブレーキフルードの点検をおこないましょう。

いずれも消耗品であり、使用年数や走行距離によって劣化スピードが異なります。なお、ブレーキなどの重要部品については、自動車整備士資格を持った人に点検してもらいましょう。

誤った取付により、正常にブレーキが作動しなければ、大きな事故につながる可能性があります。そのため、正規ディーラーなど、信頼できる業者にメンテナンスを依頼しましょう。

バッテリー

バッテリーの交換時期は、2~5年ほどが目安となります。ただし、車の使用環境などによって、2年に満たない場合でも交換が必要なケースがあります。

というのも、車のバッテリーというのは、エアコンやオーディオ、ヘッドライトやブレーキランプなどの電装部品を動かす役割があり、車を運転しているときは常にバッテリーから車のパーツに送電しているのです。

また、夜道や雪道を走行する機会が多い場合は、ヘッドライトやフォグランプ、ワイパーなどを使用する時間が長くなるので、その分、バッテリーが消耗してしまいます。

バッテリーには、さまざまな種類があるので、正規ディーラーなどに相談して、自分の車に合ったバッテリーを尋ねてみましょう。

ディーラー以外でもメンテナンスはできる?

車のメンテナンスを検討するにあたり、ディーラー以外でもメンテナンスしてもらえるのか気になる方もいるでしょう。

結論からいうと、ディーラー以外でもカー用品店やガソリンスタンドなどでメンテナンスしてもらえる可能性はあります。ただし、すべての店舗で対応しているわけではないので、事前に確認しておいたほうがいいでしょう。

また、ディーラーでは、そのメーカーの車種の知識を持ったスタッフが在籍しており、整備やメンテナンス経験も豊富にあります。そのため、同じメンテナンスといっても、見ている場所などに違いがあるケースもあるでしょう。

そのほか、ディーラーでは自動車メーカー指定のエンジンオイルや、純正部品を扱えるので、純正部品を使ってメンテナンスしてほしい方は、正規ディーラーにメンテナンスを依頼することをおすすめします。

車のメンテナンス費用を抑える方法

車のメンテナンスには費用が掛かってしまうのが事実です。ここでは、少しでも車のメンテナンスにかかる費用を抑える方法を見ていきましょう。

定期的に自分でメンテナンスする

タイヤの残り溝の確認や、ヘッドライトが点灯しているかなど、自分でできるメンテナンスは定期的におこないましょう。また、車に詳しい方であれば、タイヤの空気圧を調整したり、ヘッドライトバルブを交換したりできるでしょう。

自分で対応できるメンテナンスは、自分でおこない、少しでも費用を抑えることがポイントです。ただし、空気圧調整などは、走行性能に大きくかかわる部分なので、不安な方はディーラーなどの専門店に相談することをおすすめします。

新車購入時にメンテナンスパックに加入する

新車購入時にメンテナンスパックに加入するのもおすすめです。一般的な正規ディーラーであれば、新車購入時や、車検を受けるときに、お得なメンテナンスパックに加入できることがほとんどです。

メンテナンスパックでは、オイル交換やワイパーゴム交換などがあらかじめ含まれており、その都度メンテナンス費用を支払うよりも、お得に車のメンテナンスを受けられるようになっています。

会津三菱自動車販売株式会社では、新車購入時のみならず、車検時に加入できるお得なメンテナンスパックをご用意しています。「ハーティI+II車検付きしっかりコース」では、2回の車検に加え、定期点検が9回、オイル交換が11回、オイルフィルター交換が5回分セットとなっており、通常よりもお得にメンテナンスを受けることが可能です。

メンテナンス以外でかかる車の維持費

車のメンテナンスには費用がかかるものの、安全に走行するためには必要不可欠です。また、車を維持するためには、メンテナンスだけでなく、保険や税金などにもお金がかかります。

保険

車に関する保険には、自賠責保険と任意保険(自動車保険)の2種類があります。自賠責保険は、通称強制保険ともいわれており、車を公道で走らすためには、絶対に加入しなければならない保険です。

一方、任意保険は、文字通り、任意で加入する保険です。任意保険では、自賠責保険でカバーできない事故やトラブルを補償するものであり、昨今は多くの方が加入しています。

というのも、万一の事故の際、相手側に対する賠償について、自賠責保険だけではカバーしきれないことがほとんどなのです。その場合、カバーできない部分については、全額自己負担で賠償する必要があります。

しかし、任意保険に加入していれば、保険会社が代わりに弁済してくれるだけでなく、事故対応も代理でおこなってくれることから、できるかぎり、任意保険には加入しておいたほうがいいでしょう。

税金

自動車税(軽自動車税)や重量税などの各種税金も、車を所有するうえで負担しなければなりません。自動車税は毎年5月頃に納付書が送られ、支払う必要があります。

また、重量税については、車検のたびに支払うのが一般的です。

ガソリン代

車を走らせるには、燃料が必要であり、ガソリン代も維持費として考えておいたほうがいいでしょう。昨今は、燃料代が高騰しているので、維持費が上がったと感じる方も多いでしょう。

とはいえ、車を運転するには、必要不可欠なので、毎月の維持費として念頭においておくことが大切です。

車のメンテナンスに関するよくある質問

ここでは、車のメンテナンスに関するよくある質問を見ていきましょう。

車のメンテナンスは必要ですか?

車を安全に運転するためにも、メンテナンスは必要です。とくに、タイヤやブレーキなどの足回りに加え、ヘッドライトやブレーキランプなどの灯火類、オイルやバッテリーなどの消耗品のメンテナンスが重要です。

車のメンテナンス頻度はどのくらいですか?

車の部品によって、メンテナンス頻度が異なります。たとえば、エンジンオイルであれば半年ごとのメンテナンスが好ましいでしょう。詳しくは、正規ディーラーにご相談ください。

車のメンテナンスはどこに依頼すればいいですか?

車のメンテナンスは、正規ディーラーのみならず、カー用品店やガソリンスタンドでも対応しています。ただ、純正部品を使ったメンテナンスを希望している場合は、正規ディーラーに依頼しましょう。

まとめ

今回は、「車のメンテナンスは重要?」をテーマに、チェックしておきたい13項目を紹介しました。自分でできるメンテナンスから、ディーラーに依頼したほうがいいメンテナンスなど、さまざまな項目があり、適切なタイミングで点検することが大切です。

なお、会津三菱自動車販売株式会社では、定期点検や法定点検に加え、車検にも対応しています。また、新車購入時や車検時に加入できるお得なメンテナンスパックもあるので、ぜひご相談ください。

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