会津三菱自動車販売株式会社

冬終わりに絶対にやっておきたい車のメンテナンスとは?

2024/03/31

こんにちは!代表の宮森正芳です。雪シーズンが終わり、そろそろ春が訪れる頃です。雪がたくさん降った冬終わりには、しっかりと車のメンテナンスをしておく必要があります。

そこで、今回は、「冬終わりに絶対やっておきたい車のメンテナンス」をテーマに、点検が必要な理由や、チェックしておきたい点検項目について解説します。

さらに、メンテナンスしないとどうなるかも併せて紹介するので、ぜひ参考にしてください。

冬終わりのメンテナンスが必要な4つの理由とは

冬終わりになると、車のメンテナンスをしたほうがいいと言われることがあります。

しかし、そもそもなぜ、冬終わりには車の点検やメンテナンスをしたほうがいいのか、具体的にはわからない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、雪シーズンが終わったころに、車のメンテナンスをしたほうがいい4つの理由について、詳しく見ていきましょう。

ヘッドライトの使用頻度が多くなるから

冬シーズンに雪が降る地域では、視界が悪くなることから、日中であってもヘッドライトやフォグライトを付けて走行することが多いでしょう。

会津を含む福島県では、積雪量が多いことから、昼夜問わずヘッドライトを付けて走行することが一般的です。

そのため、春や夏などの雪が降らない季節と比べると、ヘッドライトの使用頻度が多くなったり、使用時間が長くなったりすることから、ヘッドライトそのものが消耗しやすい環境にあるだけでなく、バッテリーにも高負荷がかかっています。

エアコンをたくさん使うから

会津では、冬になると、気温が0℃を下回ることは珍しくありません。

そのため、冬に車を運転するときは、エアコンをつける方がほとんどでしょう。また、実際に車を走らせる前に、あらかじめ車内を暖める目的でエンジンをかけてすぐにエアコンを付ける方も多いのではないでしょうか。

会津はとくに寒いエリアであることから、冬場にエアコンを付けず運転することはできないでしょう。

エアコンをたくさん使うということは、それだけ電力を使っているということです。つまり、寒さが厳しい冬には、バッテリーを酷使しているということなのです。

ワイパーを酷使するから

冬になると雪がたくさん降るので、視界が悪くなってしまいます。

少しでも視界を良くするために、ワイパーを使いながら車を運転することが一般的でしょう。

しかし、ワイパーを使うためには、もちろん電力が必要であり、その分バッテリーに負荷がかかってしまうのです。

そのため、ワイパーゴムも酷使することから、ゴムそのものが劣化してしまうケースも珍しくありません。

とくに、気温が低くなると、ゴムが硬化してしまい、そのまま使用しつづけると、亀裂が入ったり、破れたりしてしまうことがあります

融雪剤がボディに付着しているから

冬になると、路面が凍結するのを防ぐために、融雪剤が道路にまかれていることがあります。

そもそも、融雪剤とは、「塩化ナトリウム」「塩化カルシウム」「塩化マグネシウム」などの成分からできています。身近なものでいうと、塩が塩化ナトリウムに該当します。

豆知識ではありますが、塩を地面に敷くだけ、道路が凍結しにくくなるのです。

しかし、塩を含む、塩化ナトリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウムなどの融雪剤は、車にとって悪影響を及ぼしてしまいます。

車は鉄でできているところが多く、とくに下回りにはボディフレームに加え、さまざまな部品が取り付けられています。

鉄に水分がついた状態で放置していると、酸化してしまい、錆びが発生してしまうのです。さらに、融雪剤が含まれた水分は、鉄の腐食を活性化させる働きがあることから、車が錆びやすくなってしまいます。

高速道路だけでなく、一般道であっても、融雪剤がまかれていることが多く、そのおかげで凍結が防止されるといったメリットの反面、融雪剤がまかれた道路を走行し、車から融雪剤を洗い流さないまま放置していると、錆びてしまう危険性があるのです。

冬終わりにチェックしておきたい6つの点検項目

寒さが厳しい冬は、エアコンやヘッドライト、ワイパーの使用頻度が他の季節よりも多くなり、バッテリーを含むさまざな部品の劣化を早めてしまいます。

また、融雪剤がまかれた道路を走行し、車をそのまま放置していると、錆びてしまうリスクもゼロではありません。

とはいえ、冬終わりには、具体的にどういったところをメンテナンス、点検すればいいのか、いまいちわからない方もいるでしょう。

ここでは、冬終わりにチェックしておきたい6つの点検項目を詳しく紹介します。

冬終わりにはバッテリーを点検

暖かい季節と比べると、寒さが厳しい冬では、エアコンの使用時間や頻度が多くなります。さらに、雪が降ったときは、ヘッドライトやフォグライトを常時点灯させて、ワイパーも使うことがほとんどでしょう。

車に装備されているエアコンやヘッドライト、ワイパーなどは、すべてバッテリーからの電力供給によって、稼働しています。

つまり、エアコンやヘッドライトなどを使う時間が多いということは、それだけバッテリーに負荷がかかっているということなのです。

したがって、冬終わりには、バッテリーに異常がないか、電圧は十分かどうかなどを、しっかりと確認しておく必要があります。

もし、バッテリーの点検の仕方がわからない方や、電圧不足かどうかを判断できない方は、お近くの正規ディーラーに相談することをおすすめします。

なお、会津三菱自動車販売株式会社では、バッテリー交換にも対応しています。車種によって、バッテリー位置などに違いがあるものの、所要時間はわずか15~30分程度です。

さらに、会津三菱自動車販売株式会社では、さまざまなタイプのバッテリーを用意しており、「ちょい乗りユーザー」「使用頻度が高いユーザー」など、車の使い方に合わせて、最適なバッテリーをご提案いたします。

ワイパー

雪がたくさん降る会津では、車を運転する際にワイパーが非常に重要な役割を果たします。しっかりと視界を確保するためにも、適切な状態のワイパーを使用しなければなりません。

ただ、冬にワイパーを酷使すると、ワイパーゴムが劣化したり、破れたりしてしまうことから、本来の性能を発揮できないケースもあるでしょう。

したがって、冬終わりには、ワイパーの状態を確認し、ゴムが劣化していないかをしっかりと点検することが大切です。

なお、会津三菱自動車販売株式会社では、ワイパー交換に対応しているのはもちろん、「フロントガラスコート」の施工もおこなっております。

フロントガラスコートを施工することで、フロントガラスに水をはじく被膜が形成されることから、雨の日でも視界がクリアになります。

タイヤのメンテナンス

冬終わりには、バッテリーやワイパーだけでなく、タイヤのメンテナンスもしておきましょう。

冬から春にかけて、スタッドレスタイヤからサマータイヤに交換するのが一般的です。そのため、タイヤ交換のタイミングで、タイヤの点検をしておくことをおすすめします。

というのも、冬の間に使用していたスタッドレスタイヤは、凍結路面や積雪路面を走行しており、さまざまな外的要因の影響を受けている可能性が高いです。

そもそも、ゴム製であるタイヤは、永続的に使用できるものではなく、定期的に交換しなければなりません。

タイヤメーカーの公式発表では、スタッドレスタイヤは新品時から50%消耗すると、走行性能が大幅に低下すると言われており、早急な交換が必要とされています。

また、走行距離が少なく、タイヤ自体の摩耗は少ないものの、新品タイヤに交換してから、5年以上経過している場合は、紫外線や酸性雨などの影響により、ゴムが劣化したり、硬化したりしているケースがあるのです。

タイヤが劣化したり、硬化したりしていると、ひび割れの引き起こすだけでなく、最悪の場合はバーストやパンクにつながることも少なくありません。

したがって、冬終わりには、これまで装着していたスタッドレスタイヤのみならず、交換する予定のサマータイヤの点検もおこなうことをおすすめします。

エンジンオイル

会津では冬になると、気温が0℃を下回ることがあります。会津のように、寒さが厳しいエリアでは、冬終わりにエンジンオイルのメンテナンスも必要です。

エンジンオイルは、車の血液とも言われており、車のさまざまな部品や構成品の中で、非常に重要な役割を果たしています。

そもそも、エンジンオイルは、外気温による影響を受けやすく、気温によってオイルの粘度が変わります。そして、オイルの種類によって、影響を受ける温度に違いがあり、車を運転する環境・エリアに合わせて適切なオイルを選ばなければならないのです。

仮に、不適切なエンジンオイルを使用すると、オイルが上手く循環せず、エンジンに負担をかけてしまって、焼き付き・オーバーヒートなどの重大なトラブルを引き起こしかねません。

また、気温が0℃を下回るなどの厳しい環境の中で車を走行させると、車に高負荷がかかり、車種によってはエンジンオイルが減ったり、オイルそのものが負荷によって汚れてしまったりするケースがあります。

そのため、冬終わりには、タイヤやワイパーなどの目に見える部品だけでなく、エンジンオイルもしっかりと点検しておきましょう。

ウォッシャー液

ウォッシャー液とは、車のフロントガラスやリアガラスに付着したホコリやゴミを取り除くときに使用する洗浄剤のことであり、ほとんどすべての車種に装備されています。

車内から、ウォッシャー液をフロントガラスなどに吹きかける操作をおこなうことで、自動的に洗浄剤がガラスに向けて発射され、ワイパーが作動して、付着しているホコリなどを取り除くことが可能です。

雪が降ると、ワイパーを使用する頻度が高くなることはもちろん、併せてウォッシャー液を使う頻度が高くなるでしょう。

車のエンジンルームには、ウォッシャー液が溜められているタンクが設置されており、目視で残量を確認できるようになっています。万一、ウォッシャー液が減っている場合は、ウォッシャー液を追加で投入する必要があります。

とはいえ、ウォッシャー液にもさまざまな種類があり、寒さが厳しいエリアでも使えるものと、そうでないものがあるのです。

どのウォッシャー液を選べばいいかわからない方や、どこにウォッシャー液のタンクがあるかわからない方は、ぜひ会津三菱自動車販売株式会社にご相談ください。

車の下回りのメンテナンス

先述の通り、路面が凍結するのを防ぐために、融雪剤がまかれることがあります。

融雪剤の主な成分は塩化カルシウム、塩化ナトリウムなどであり、水分と合わさることで、鉄や金属が錆びやすくなってしまいます。

つまり、融雪剤がまかれた道路を車で走行すると、ボディに下回りだけでなく、サスペンションやブレーキなどの足回りにも融雪剤が付着してしまい、そこから錆びが発生してしまうリスクがあるのです。

もちろん、自動車メーカーは、錆びを防ぐためにさまざまな対策をおこなっているので、通常の道を走行する分には、そう簡単には錆びることはないでしょう。

しかし、雪が溶けた後の水分と融雪剤が組み合わさることで、酸化が進んでしまい、ボディや足回りが錆びてしまう可能性も十分に考えられます。

そのため、冬終わりには、必ずボディの下回りや足回りなどをしっかりと洗浄して、付着した融雪剤を洗い流すことが大切です。

なお、会津三菱自動車販売株式会社では、通常の洗車メニューに加え、「スニーカーウォッシュ」というオプションを用意しています。

スニーカーウォッシュとは、近距離から高圧水を車の下回りに当てる洗浄方法であり、ボディなどに付着した融雪剤を洗い流すことが可能です。

そのほか、コーティングなどを併せておこなうことで、融雪剤が付きにくい状態にすることもできます。

冬終わりの車のメンテナンスをしないとどうなる?

冬終わりには、車のメンテナンスをしたほうがいいことは理解できたものの、もし仮にメンテナンスしなければ、どうなるのか疑問に思われている方もいるでしょう。

中には、毎年冬終わりに車のメンテナンスをするのはめんどうと感じる方も多いのではないでしょうか。

ここでは、冬終わりに車のメンテナンスをしないと、どのような影響があるのか、具体的に解説します。

車のボディに錆びが発生する

会津のような雪国では、路面が凍結するのを防ぐために、融雪剤がまかれています。融雪剤がまかれた道路を走行すると、ボディ、下回り、足回りに融雪剤が付着し、そこから化学反応が引き起こされて、錆びが発生することがあります。

融雪剤がまかれた道路を走行したあとや、冬終わりに、しっかりとボディと下回りを洗浄することで、融雪剤を綺麗に洗い流すことができ、錆びの発生を防ぐことが可能です。

しかし、そのまま放置していると、融雪剤と水分が反応し、ボディなどに錆びが生じてしまいます。

ワイパーの水はけが悪くなる

雪道を走行するときは、ワイパーを使用するのが一般的です。

通常の雨よりも、雪のほうが重さがあるうえ、温度が非常に低いことから、ワイパーのゴムが劣化しやすい環境といえるでしょう。

ゴムは気温が低いと硬化しやすいので、気温が低い冬場は過酷な環境なのです。

ワイパーを酷使した冬が終わり、そのまま放置していると、ゴムが劣化している可能性があることから、ワイパーの本来の性能を発揮できない可能性があります。

ワイパーの性能を発揮できなければ、フロントガラスに付着した雨をしっかりと取り除くことができず、視界が悪くなってしまうことも珍しくありません。

車のエンジンがかかりにくくなる

寒さが厳しい冬の間は、春や秋と比べるとエアコンを使用する頻度が増えます。

さらに、会津のように雪深いエリアでは、日中であってもヘッドライトやフォグライトを付けたり、ワイパーを稼働させたりするのが一般的です。

もちろん、ヘッドライトやワイパーを付けるには、電気が必要であり、その電気は車に装備されたバッテリーから賄われています。

そのため、冬に車を運転すると、春や秋よりも電気の使用量が増えることから、その分バッテリーの消耗が激しくなるのです。冬終わりにバッテリーの点検をせずに、そのまま使用していると、電圧が低下していることに気づかず、最悪の場合は突然エンジンがかからなくなるケースも少なくありません。

冬終わりの車のメンテナンスはどこですればいい?

冬終わりの車のメンテナンスの重要性は理解できたものの、そもそもどこでメンテナンスすればいいかわからない方もいるでしょう。

ここでは、車のメンテナンスができる場所に加え、どこで点検したほうがいいかを解説します。

冬終わりの車のメンテナンスは専門店がおすすめ!

正規ディーラーはもちろん、ガソリンスタンドやカー用品店などで車のメンテナンスができます。

近くのガソリンスタンドであれば、給油のついでにタイヤの空気圧やバッテリーの電圧のチェックなどをしてもらえるでしょう。

また、カー用品店も、タイヤやバッテリーの点検に加え、エンジンオイルの交換にも対応しています。

ただし、冬終わりはメンテナンスを希望する方が非常に多く、事前に予約しないと、その場ですぐに点検してもらえないことも少なくありません、したがって、冬終わりのメンテナンス、整備を希望する方は、事前に予約しておくことをおすすめします。

なお、ディーラーでも車のメンテナンスをおこなうことができます。タイヤやバッテリー、ワイパーゴムなどはもちろん、エンジンオイルやウォッシャー液など、さまざまな部品や消耗品の点検、メンテナンスなどのカーケアの対応が可能です。

さらに、会津三菱自動車販売株式会社では、車の下回りの洗浄に加え、フロントガラスのコーティング、ボディコーティングにも対応していることから、融雪剤やホコリ、汚れなどが付きにくいように処理できます。

まとめ|冬終わりのメンテナンスなら会津三菱自動車販売へ

会津のような雪深いエリアは、厳しい寒さや雪の影響で、車のいたるところに影響を及ぼす可能性があります。

雪が降ると、日中であってもヘッドライトやフォグライトを付けることに加え、ワイパーも使用します。そして、気温が低いことから、通常よりも暖かい温度設定でエアコンを使うことがほとんどでしょう。

そのため、どうしてもバッテリーに影響を及ぼしてしまうのです。

そのほか、雪道には凍結を防ぐために融雪剤がまかれます。融雪剤の主な成分は塩化カルシウム、塩化ナトリウムであり、水分と反応することで、鉄や金属が錆びてしまいます。

融雪剤がまかれたところを、車で走行すると、車の下回りや足回り、ボディに融雪剤が付着し、そのまま放置していると錆びの原因となってしまいます。

したがって、冬終わりなどの季節の変わり目には、バッテリー、エンジンオイル、ワイパーに加え、タイヤや車のボディそのものもしっかりとメンテナンスすることが大切です。

会津三菱自動車販売株式会社では、春にかけて、愛車のメンテナンスをしっかりとさせていただいております。

バッテリーやワイパー、エンジンオイルなどの消耗品の点検、交換はもちろん、ボディや下回りの洗浄も対応しております。

春に備えた冬終わりのメンテナンスは、ぜひ会津三菱自動車販売株式会社にご相談ください。

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