冬前にやっておきたいメンテナンスは?安全運転のためにしっかりと点検しよう!
2024/12/01
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夏が終わり、どんどん気温が下がってきて過ごしやすい季節になりつつあります。ただ、秋を超えると冬が訪れることから、今のうちにスタッドレスタイヤを購入するなど冬前の準備をしておかなければなりません。
そこで、今回は、冬前にやっておきたいメンテナンスについて詳しく解説します。
冬前にメンテナンスが必要な理由とは
「冬前に車のメンテナンスが必要」といわれても、具体的になぜ必要なのか疑問に持っている方もいるでしょう。
ここでは、冬前にメンテナンスをしておきたい3つの理由を詳しく解説します。
気温によるトラブルに備えるため
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冬になり、気温が低下すると車にさまざまな影響をもたらします。たとえば、バッテリーの消費量が多くなり、寿命が短くなります。そのほか、ウォッシャー液が凍結して使えないといったケースも珍しくありません。
会津のような雪深いエリアでは、気温が非常に低いことから、気温によるトラブルに備えるためにも、できるだけ早いタイミングでメンテナンスしておくことをおすすめします。
雪道を安全に走行するため
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気温によるトラブルに備えるだけでなく、雪道を安全に走行するためにも冬前にメンテナンスをしなければなりません。スタッドレスタイヤを装着する地域では、スタッドレスタイヤの状態を確認し、まだ使用できるかどうかを判断する必要があります。
スタッドレスタイヤは、新品を装着してから5年経過したタイミングで点検し、必要に応じて交換することが推奨されています。また、5年に満たない場合であっても、新品時から50%程度摩耗している場合はタイヤ本来の性能を発揮できません。したがって、摩耗度合いを確認して新しいタイヤに交換することをおすすめします。
なお、会津を含む福島県ではエリアによって降雪量が多いことから、定期的にスタッドレスタイヤの点検をおこない、雪道を安全に走行するために必要に応じて交換しましょう。
車を守るため
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車を守るためにも冬前のメンテナンスが大切です。雪が多く降るエリアでは、凍結防止剤が散布されることが一般的です。凍結防止剤は塩化カルシウムなどの成分でできており、路面が凍結しにくくなるのです。
しかし、凍結防止剤と水、そして空気が化学反応をおこすことで、鉄がさびやすくなります。つまり、凍結防止剤が散布された路面を車で走行すると、凍結防止剤が車の底面やブレーキ、サスペンションなどに付着し、空気や水と反応して車がさびてしまうのです。
車がさびてしまうと、剛性などに影響してしまうリスクもあることから、できるだけさびないように対策・メンテナンスしなければなりません。
冬によくあるトラブル例
冬前のメンテナンスの重要性は理解できたものの、具体的にどういったトラブルがあるのか、気になる方も多いのではないでしょうか。
ここでは、冬によくあるトラブルについて、詳しく見ていきましょう。
ワイパーが機能しない
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冬にワイパーが機能しない原因のひとつとして考えられるのは、寒さでワイパーゴムが凍結することです。ワイパーゴムが凍結すると、窓の雨水や雪をうまく拭き取れなくなります。
また、ワイパー自体が動かなくなることも少なくありません。主な解決策としては、定期的にワイパーの状態をチェックし、ゴムが劣化している場合は早めに交換することです。
ウォッシャー液が出ない
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ウォッシャー液が出ないのは、冬の寒さで液体が凍結してしまうためです。ウォッシャー液の種類によっては寒冷地に対応していないものがあります。
寒冷地に対応していないウォッシャー液の場合、寒さが厳しいエリアでは凍結してしまう可能性があるので、ウォッシャー機能が使えなくなるのです。
また、ウォッシャーノズルが凍結して使えないケースもあることから、定期的にメンテナンスする必要があります。
エンジンがかかりにくい
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冬は気温が低くなるため、バッテリーの性能が低下することが多いです。バッテリーの機能が低下すると、エンジンがかかりにくくなることがあります。
とくに、寒冷地ではバッテリーの劣化スピードが早いので、定期的にバッテリーの状態を確認し、必要に応じて交換することが重要です。
スリップする
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積雪道路や凍結路面の走行にはスタッドレスタイヤが欠かせません。しかし、スタッドレスタイヤが劣化していると、タイヤ本来の性能を発揮できず、スリップしてしまうリスクが高まります。
スタッドレスタイヤは、雪や氷の上での走行性能を高めるために特別なゴムとトレッドパターンで設計、製造されています。しかし、経年や保管環境によってタイヤのゴムが劣化したり、走行距離によってトレッド面が摩耗したりすることから、グリップ力が低下してしまうのです。
そして、積雪道路や凍結路面を走行したときに、グリップ力不足してスリップすることがあります。
冬前の具体的なメンテナンス
冬になるとワイパーが機能しなかったり、スリップしてしまったりなど、さまざまなトラブルが発生する可能性があります。
そのため、安全に走行するためにも冬前にしっかりとメンテナンスしておかなければなりません。ここでは、冬前の具体的なメンテナンスについて詳しく紹介します。
ワイパーのメンテナンス
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冬前のワイパーのメンテナンスは、安全に運転するためにも必要不可欠です。
まず、ワイパーのゴム部分を確認しましょう。ゴムがひび割れていたり、硬化していたりすると、雨や雪をうまく拭き取れず、視界が悪くなります。
さらに、ワイパーの動作確認をおこない、正常に作動するかどうかチェックしましょう。また、ワイパーの凍結を防ぐためにも冬用のワイパーを選ぶこともおすすめです。
スタッドレスタイヤのメンテナンス
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冬前には、スタッドレスタイヤのメンテナンスもおこないましょう。
スタッドレスタイヤの溝の深さを確認することが大切です。その際、スタッドレスタイヤのプラットホームをチェックしましょう。プラットホームがトレッド面(路面に接地する面)の高さに近づいている場合は、タイヤが摩耗している証拠です。
また、タイヤのトレッド面やサイドウォール(側面)にひび割れが発生していないかも確認しましょう。そのほか、トレッド面が均一に摩耗しているのではなく、一部分だけが摩耗している状態の「偏摩耗」が発生していないかもチェックすることが大切です。
また、スタッドレスタイヤに交換するときは、適正空気圧が充填されているかも重要な確認事項です。気温によって空気圧が変動することがあるので、定期的にメンテナンスすることをおすすめします。
ウォッシャー液のメンテナンス
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クリアな視界を確保するためにも、冬前にはウォッシャー液のメンテナンスもおこないましょう。
ウォッシャー液の種類を確認し、冬用の凍結防止液が使用されているかを確認することが大切です。また、ウォッシャータンクを見て、ウォッシャー液が十分に入っているかどうかも確認しましょう。
さらに、ウォッシャーノズルが詰まっていないかも確認し、必要であれば清掃しなければなりません。
バッテリーのメンテナンス
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先述の通り、気温が低くなるとバッテリーの性能が低下しやすくなり、エンジンがかかりにくくなることがあります。そのため、冬前には必ずバッテリーの点検をおこないましょう。
まずは、バッテリーの外観を確認し、腐食や液漏れがないかチェックしましょう。バッテリー端子に汚れが付着していると、電気の流れが悪くなるため、汚れをふき取らなければなりません。ただし、端子が接続された状態でメンテナンスすると、感電してしまうリスクがあることから、ディーラー等で点検してもらうことをおすすめします。
灯火類のメンテナンス
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安全に走行するためにも、ヘッドライトやフォグランプなどの灯火類のメンテナンスも欠かせません。
冬は日が短く、悪天候も多いため、視認性を確保するためにもヘッドライトなどの灯火類が重要です。劣化したバルブ(電球)は視界を悪化させるだけでなく、ほかのドライバーからの視認性にも影響を与えます。
また、ヘッドライトの表面もチェックしましょう。ヘッドライトが曇っていたり、黄ばんでいたりすると。光の強さが弱まってしまうので、ヘッドライトを磨くなどのメンテナンスが必要です。なお、フォグランプも同様に確認し、必要に応じて磨いたり、コーティングしたりしましょう。
最後に、灯火類の点灯確認をおこない、すべてのライトが正常に機能していることを確認することが大切です。ヘッドライトやフォグランプだけでなく、ウィンカーやブレーキランプが点灯しているかどうかも確認しましょう。
冬前のメンテナンスはどこでしてもらう?
冬前のメンテナンスの重要性や、具体的なメンテナンス方法は理解できたものの、自分ではメンテナンスできないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは、冬前のメンテナンスを依頼できる場所について紹介します。
正規ディーラー
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冬前のメンテナンスを依頼できる場所のひとつに、正規ディーラーがあります。ディーラーは特定のメーカーに特化しているため、そのブランドの車両に関する専門知識を持っています。
そのため、車両の特性や推奨されるメンテナンス方法について深い理解があり、安心してメンテナンスを依頼できるでしょう。さらに、純正部品を使用してもらえるので、部品の品質が高く、安心して車の点検を任せられます。
また、ディーラーでは専用の診断機を備えており、車両のトラブルを迅速に特定することが可能です。冬前のメンテナンスとして、ヘッドライトやバッテリー、ウォッシャー液などのメンテナンスを依頼すると同時に、そのほかの部品の点検も依頼できるので、車を総合的にチェックしてもらいたい方にぴったりといえるでしょう。
さらに、ディーラーでは、メンテナンス履歴がしっかりと記録されるため、車の状態を把握しやすく、将来のメンテナンス計画にも役立ちます。
とくに、保証期間が残っている車両については、過去の整備記録などが必要になるケースもあるので、そういった意味でもディーラーに依頼するのがいいでしょう。
ガソリンスタンド
ディーラー以外では、地域のガソリンスタンドでも冬前のメンテナンスを依頼できるケースがあります。ガソリンスタンドでは、オイル交換やスタッドレスタイヤの点検、ウォッシャー液の補充も依頼することが可能です。
また、ヘッドライトやブレーキランプなどの灯火類の点検に加え、バッテリー状態なども確認してくれるので、給油のついでにメンテナンスしてもらうといった方法も可能です。
ただし、ガソリンスタンドはあくまでも給油をすることを前提としているため、作業スペースが限られていることから、メンテナンスしてもらうまでに時間がかかるケースがあります。また、一度に点検できる台数に限りがあることから、メンテナンスの予約が取りにくいこともあるでしょう。
ただ、近くのガソリンスタンドで給油ついでにメンテナンスの相談ができるので、気軽に依頼したい方にぴったりの場所といえます。
カー用品店
ディーラーやガソリンスタンドのほかに、カー用品店でも冬前のメンテナンスを依頼できます。
カー用品店では、さまざまな自動車関連商品が取り揃えられており、スタッドレスタイヤや冬用のウォッシャー液、バッテリーなど、幅広い用品や部品を購入できます。必要な部品や用品を一度に揃えることができ、効率的に冬のメンテナンスを依頼できるでしょう。
さらに、カー用品店では専門のスタッフが常駐しており、車のメンテナンスに関するアドバイスや商品選びのサポートを受けることができます。とくに、スタッドレスタイヤの選び方がわからない方は、タイヤの知識を持ったスタッフにアドバイスしてもらえるので、安心して任せられるでしょう。
そのほか、凍結防止剤やフロントガラスの氷を除去するための道具なども扱っています。メンテナンスついでにそういったグッズを購入できるのがカー用品店の特徴です。
冬前のメンテナンスでよくある質問
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ここでは、冬前のメンテナンスでよくある質問について詳しく紹介します。
冬前のメンテナンスはどこを見ればいいですか?
冬前は、スタッドレスタイヤ、バッテリー、エンジンオイル、ワイパー、ウォッシャー液などを重点的にメンテナンスしましょう。
冬に車に積んでおくと便利なグッズはありますか?
スノーブラシやアイススクレーパー、解氷スプレー、ブースターケーブルなどを積んでおくといいでしょう。
冬前のメンテナンスはどれくらいの費用がかかりますか?
どこをメンテナンスするかに加え、交換部品が発生するかによっても変わります。詳しくは会津三菱自動車販売株式会社にご連絡ください。
会津三菱自動車販売株式会社では、古い車でもメンテナンスしてくれますか?
車種によって対応できる場合、できない場合があります。詳しくは会津三菱自動車販売株式会社にご連絡ください。
まとめ|冬前のメンテナンスなら会津三菱自動車販売株式会社へ!
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いかがでしたでしょうか。今回は「冬前にやっておきたいメンテナンスは?」をテーマに、メンテナンスの重要性や具体的なメンテナンス方法について解説しました。
冬前はスタッドレスタイヤやウォッシャー液、ワイパーなど、さまざまな部品や用品の点検をおこなわなければなりません。すべての部品を細かく点検するとなると、時間と労力がかかってしまいます。
会津三菱自動車販売株式会社では、オイルやバッテリー交換はもちろん、手洗い洗車で雪国特有の融雪剤などをきれいに洗い流す洗車プランも用意しています。会津エリアで愛車のメンテナンスを希望される方や、融雪剤・凍結防止剤によるトラブルを防ぎたい方は、ぜひ会津三菱自動車販売株式会社にご相談ください。